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魂のリーディング 01 悪魔が住み着く
体の具合がよくない方で、婦人系の病気や自律神経系の病気と診断されていました。自律神経の病気は殆ど心の病と考えられます。辛い悩みや、許せないという感情が引き金になっている場合が多々あります。
リーディングすると、魂の中から白い顔で黒く目の周りをダイヤ型に塗ったピエロが薄笑いを浮かべながら、話しかけてきました。
「なぜ、私を呼び出せた? 」と口も動かさずに言ってきました。私は構わず質問してみました。「貴方誰?」返ってきた言葉は 「自分がそうさせたんだ、そうなりたがっている」と言ってスーと消えてしまいました。意味不明な言葉になりますが、私の中では、「彼女の体に入り込んでいる」と思えました。
もう一度そのピエロに会いたいと呼び出しても二度と出てきてくれませんでした。それどころか、いつの間にか違う意識に向いてしまってリーディングが出来ないのです。
本人にこのことをお話しました。そうしましたら、こんな事を話してくれました。
愛している対象の人と近くにいる時、「もっとめちゃくちゃになれば面白いのに・・」とか「死んでしまえばいのに・・」とかこんな感じで思ってもみない言葉が浮かぶのです。自分の奥底にこんな感情が埋まっている・・と思うと自分で自分が怖くなります。昔っからそうでした。決して本心でそんな事思いたくもないのにフッと恐ろしい言葉を考える時があって自分で「ハッ。そんな事考える自分はおかしい」と思う事があるんです、と。
トラウマが原因です。彼女が幼いときから持っている、ご両親への感情が原因でした。そして、ご自分でそのことに気づいた時からが、彼女にとっては闘いだったと思います。
ますます、恐ろしい言葉を思い浮かべるようになり、背筋も寒く、足も冷たくなり、酷くなっていくことに戸惑っていると報告が途中ありました。
自分がこの世に生まれるとき、お母様のぬくもりと安心が心地よく思えて育っていきます。
母体自身はそのことに気付いていません。赤ちゃんは母体へ入る穴へポコンと入っていきます。どうしてその穴を選んで入ってしまうのかは、よく分かりませんが、ある程度神様が選んでいるのではないかと思っています・・・・。
赤ちゃんの魂は愛を感じて生きていきます。どんなに迷惑がられても赤ちゃんの魂はこのお母さんを慕い、そしてぬくもりを求めています。ほんの少しでも良いのです。自分への愛じゃなくても、愛を信じて成長していきます。ひたむきに母の愛を信じているのです。このお母さんが好きだから。
乳児、幼児はお母さんにどんなに叱られても、「ママっ」と泣きながらでも、抱きしめてもらいたいと手を伸ばし、許して欲しい、と訴えてきます。心から慕っているのが伝わります。母親がその手を振り払っても、尚も叱られても、ママっと抱きついてきます。胎児の頃の母の愛を覚えて信じているからです。好きなお母さんだから。ひたむきな愛を教えてもらったからです。
しかし、その愛をある程度の年齢になると忘れてしまうようです。やがて、親を憎む場合が沢山あります。
この方もご両親を恨んでいました。御自分で、このお母さんが好きだったはずです。ご両親が悪いのではありません。
沢山ご両親の愛を頂いていたはずです。なのに、そのことはすっかり忘れ去り、目の前の自分の理想にそぐわない親しか見えていないのです。
胎児の魂の頃は、ほんの少しの愛で生きて行こうとひたむきでした。そのことに気付いてご両親をもう一度違う角度でみると、ご両親の優しい微笑を向けていた頃があった事を思い出せるでしょう。
今生きているのは、ご両親の愛が無ければ生きていませんでした。
おしめを換えるのだって、愛があるからできるのです。ミルクだって、ご飯だって病気の時だって、大きくなって欲しいと願い、早く治って欲しいから、たとえ夜中でも病院へ連れて行くのです。
今求めているのは100%以上の愛なのです。たった数%の愛で胎児は育っていけたのに、もっと、もっとと愛を要求してしまったのです。悪いのはご両親ではありません。
その後彼女はピエロを追い出す事に成功しました。辛い過去を「思い出」に変えたのです。ご両親へ不満などは消え、自分が選んだご両親であることに責任を持ったようです。
責めることを止め、自覚することでピエロのような低級霊は居心地が悪くなります。最後に彼女をリーディングすると砂時計が見えました。過去を綺麗にしているかのようでした。
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